こう涼しくなると、また着物を着てみようかと思う。
というか着たくなる。
そんなことを思っていたら今日の新聞に江戸小紋染めの人間国宝といわれてる
小宮康孝さんというかたが「粋」について語っていた。
といってもその方は粋について意気揚々と語ってる訳ではなく謙虚なのだ。
そう、江戸小紋だ、人間国宝だとプライドにおぼれてしまったらそれだけで
もう野暮なんだと。
でもその方の話で気になったのは「粋」についてではなく
きれいと美しいは違うということ。
「きれいは目から入る、美しいは心に響く」んだと。
そして女の一番美しく輝くときは・・・輝く宝石をつけたり立派な着物を
着ていたりするときではなく、それは風呂に入って湯気にくるまれている、
気持ちよくって幸せで、一番輝いているんじゃなかろうか・・・と。
小宮さんは風呂場の湯気のような着物を作りたいってことなんだが。。。
そうだなぁ、そういうときに一番美しくいられているというのが
本当に幸せなことなのかもしれないなぁ。
そういう美しいヒトでありたいなぁ、と私は思ったわけなんです。はい。


あぁ、カテゴリー間違っちゃってるかな?