つ、ついに!!!




なんて


そんなに簡単に買いません!おうち。
買えません。


とはいえ、昨日見に行くまでは、もしかしたら、もしかしちゃう?
ってくらい盛り上がっていたのは事実。
この盛り上がりが、まるで恋愛のようで好き。


暇をもてあましている父をつれ、不動産屋さんと待ち合わせたのは一時半。
とりあえず外を一周。
男性にはとにかく外まわり、基礎、構造、水道関係をチェックしてもらう。


しばらくすると父の悲鳴(うそ)が聞こえた。
「これは・・・どうかね〜〜〜」
リビング側の外壁に亀裂を発見。
サッシの下なのである程度の負荷はかかっているとはいえ・・・。
「気になるねぇ」
再び悲鳴(しつこい)。
サイディングの継ぎ目が盛り上がったりへこんでいたり、まるで波を打っているよう。
「んんんんん〜〜〜」


そんなこんなこと15分。不動産屋さん到着。


「いや〜〜〜!!ど〜〜〜もど〜〜〜もぉぉ!」

年の割に(たぶん私よりも年下。)毎回オッサンっぽい登場。
「いやいやーー今日も暑いですねぇ」とすでに大汗ぶっかいている。
さ、さ、さ、どーーーぞどーーーぞってな具合で中に入るとヤッパリスゴイ。
そう、このうちは中の設備がすばらしい。
資材もいいものを使っているし、広いし、電動シャッターやら床暖房、センサーで開閉する窓とか
キッチンはIH。

2階に行くと7.5帖のキッチンと洋室2部屋。
レンガタイルが張られたキッチンは外国映画に出てきそうな雰囲気。隣の部屋は
杉板張りのような感じでちょっと山小屋風。
はぁぁぁ、見れば見るほど気に入ってくる。


そのうち友人夫婦までが登場し、隅々まで入念にチェック。
ほとんど買う勢い。
なのに営業さんはちっとも売り込んでこない。
やる気がないのか、見る目があるのか(笑)
丸っきりの冷やかしとまでは行かなくとも、なんか違うのかなぁ?
せめて年収とか、勤務先とか、名前とか(苗字と電話番号は知ってるだろうケド)
聞いて欲しいよね。。。
軽く一時間以上はみんなで好き勝手して、結局何の進展もないまま(暗黙の了解で
買わないということで)御開きに。お後はちっともよろしくない(笑)

「他のいい物件あったら連絡しますよー」

と調子のいい営業さんはにこやかに手を振っていた。
手ごたえないなぁ。
ま、あの家はもしかしたら崩れちゃうのかもしれないし、というふうに
納得してあきらめよう。


でも旦那さん。寝る前につぶやく←(いつも)
「しかし、いい家だったよね〜。」
今言うな!今!